kivantium活動日記

プログラムを使っていろいろやります

絵を添削してもらった 2

キャラクターの誕生日に向けて描いたイラストを添削に出したらかなり良い添削をしてもらいました。 kivantium.hateblo.jp

しかし、絵を添削してもらっただけではうまくなりません。添削を踏まえて新しい絵を描く必要があります。 今回は今期アニメで一番気に入ったスローループの絵を描くことにしました。

メイキング

前回の添削で紹介してもらった本を参考に、ポーズ集を参考にしながらキャラクターを描くことと、写真を加工して背景を描く技法を試すことが今回の目的でした。 過去に自分で撮影した海の写真に近い原作イラストを検索したら以下の商品が見つかったのでこれを全体的に参考にすることにしました。(後で気づいたのですが、これは原作3巻の巻頭イラストが出典のようです)

キャラクター

前回の添削で紹介してもらった「だらっとしたポーズカタログ3」から二人が近い距離で写っているポーズを探して、p.33の左下に掲載されているイラストを選びました。3人描くのは難しそうなので諦めました。 萌え絵の勉強にあたって最初に購入した萌えキャラクターの描き方 顔・からだ編 (マンガの技法書)の「萌えキャラクターにふさわしい頭身」の項目に「6頭身程度が標準」と描いてあったのを覚えていたので、まず写真と原作の頭身を確認しました。すると、写真は6.5頭身なのに対して原作イラストは5.5頭身であることが分かりました。頭身の違いを自分で修正する必要がありそうです。 頭の大きさを固定したまま身体を縮小する形で頭身を変更しながら方眼紙に描いた下書きが以下の画像です。

紙に描いた下書きを撮影したもの(最初測ったときは5頭身だと思っていた)

これをクリスタに取り込んで頑張ってキャラクターを描きました。写真とキャラクターで髪型や服装が異なっており、その違いを反映させるのがかなり難しくて難航しました。

キャラクター

背景

前回の添削で紹介してもらった「写真加工で作る風景イラスト」を参考にして写真から背景を作ろうとしました。 まずこれが自分で撮影した加工元の画像です。

海の画像

参考書の「海の表現」の項目にはオーバーレイレイヤーで色味を調整しろと描いてあったので、きれいな海になるように色を重ねました。それだけではただの写真だったので背景っぽさが出ることを期待してガウスぼかしを入れてみたのが次の画像です。

色味調整+ぼかし

いかにも写真の上に画像を貼り付けただけという感じになってしまいました。前回の添削を参考にして、クリスタで写真にフィルタをかけてから背景を上から塗りつぶして情報量を抑えたのが次の画像です。雲はとことん解説! キャラクターの描き方入門教室で紹介されていた雲ブラシで描きました。

フィルタ+塗りつぶし

しかし私の能力が足りないせいで海には見えないものになってしまいました。そこで、写真を使うのは諦めてエアブラシなどを使ってグラデーションを作ってみたところそれっぽくなったのでこれを使うことにしました。

グラデーション
本当は足元に押し寄せる波を描きたかったのですが、どうやっても波が描けなかったので諦めました。

前回の添削で3分割した場所に主題を置くと良いと書いてあったので、二人が3分割線上に立つようにトリミングして完成としました。

3分割のガイドラインを引いた結果(今見るとあまり線上に乗ってませんが……)

クリスタのタイムラプス機能で作ったメイキング動画を貼っておきます。

添削結果

前回添削に出してから模写数枚程度しか練習できておらず大して上達していないのですがせっかく描いた絵を添削に出さない理由は特にないので、前回依頼した@reihou19さんに再び添削を依頼しました。依頼文は以下の通りです。

#04037 の添削をお願いしたものです。前回は大変お世話になりました。

前回の添削で教えていただいた本を参考に新しいイラストを描いてみたので添削をお願いしたいと思います。今回はスローループというアニメの海凪小春と海凪ひよりを描きました。
●一番に見せたかった事・モノ
海で遊ぶ二人の楽しそうな様子

●質問事項・お悩み
キャラクターについて
・今回は「だらっとしたポーズカタログ3」のp.33 左下に掲載されているポーズを参考に描きました。
・ポーズ集の女性は6.5頭身だったのですが、原作イラストは5.5頭身だったため各部位の比率が異なりました。
・ポーズ集の女性と描きたいキャラクターでは髪型が異なるため、写真では髪で隠れている部分を描かないといけない箇所もありました。
・写真をうまくイラストに落とし込めるようになるためにはどのような練習をすればいいでしょうか?

背景について
・さけハラス先生の「写真加工で作る風景イラスト」を参考にして、自分で撮影した写真(4枚目)を元に背景を作ろうと思いました。
・53ページの「海の表現」を参考にオーバーレイレイヤーで色味を調整してから、ぼかしをかけたのが1枚目です。背景の情報量がキャラクターに比べて多すぎて、いかにも写真の上に絵を貼り付けた感じになってしまいました。
・そこで前回の添削を参考に、クリスタのイラスト調フィルタをかけた後に上から塗りつぶしたのが2枚目です。1枚目よりは写真らしさが薄れましたが、今度は海らしさが薄れてしまいました。
・写真を使うのを諦めてグラデーションで海を描いたのが3枚目です。海らしさはそれなりに表現できたと思うのですが、打ち寄せる波が描けなかったので砂に足が埋まったようになっています。
・31ページで紹介されているPhotoshopのフィルターも試してみましたが、どれも表現したいイラストとは異なる質感になってしまいました。特にポスタリゼーションの際に生じる縞模様(トーンジャンプ)が問題だと感じました。
・元の写真の質感を残しつつ、イラストらしく加工するにはどうすればいいでしょうか?

●上手く行ったと思うところ
左のキャラクターの顔は自分としてはうまく描けたと思います。

●どんなところに不足感を感じているか
・キャラクターから楽しそうな感じが伝わってこないところに不足感を感じています。
・参考にした原作イラスト (https://www.amazon.co.jp/dp/B08N1LVMRD) に比べると背景の美しさやキャラクターの表情の豊かさが不足しているように思います。
・写真加工による背景と調和させるにはもっとキャラクターの情報量を増やす必要があると思いますが、現状ではあまりに描きこみが足りていないように感じます。

●添削内容にマッチするオススメの書籍とか情報とかも書いてほしいかどうか
はい、教えて!

ちなみに本文中で言及している「トーンジャンプ」とは減色加工をしたときにグラデーション部分の色が飛び飛びになる現象を指します。実際にフィルタをかけた結果を見てもらえればすぐ分かると思います。

イラスト調フィルタの結果

添削結果は以下の通りです。 sessa.me

1枚ずつコメントしていきます。

今回もかなり高いクオリティのafterを描いていただきありがたいです。

きんいろモザイクの影響できらら系作品の絵を描いた回数が多いためか、きららっぽい絵はなんとなく描けるようになっている気がしています。(響け!ユーフォニアム冴えない彼女の育てかたみたいな画風のイラストは全然描けないので模写に頼るしかない)

下書き段階では足を描いていなかったのに波を描けないことに気づいてから慌てて書き足していることがタイムラプス動画を見ると分かると思います。結局ぼかしを入れるタイミングで消えてしまったので無駄な労力だったわけですが、私の経験値になったのであれば消えた足も喜んでくれることでしょう。

今回はポーズ集に忠実に描くことが目標だったのですが、確かにこういうことも考えないといけませんでした。

頭をそのままにして他の部分は均等に圧縮するイメージで頭身を調整しましたが、足の長さの変更が大事なようです。服を描かずにまず素体を描くという技法は他の本にも描いてあったのですが、模写を中心に練習していたので自分の技術として取り入れることができていませんでした。練習法として取り入れるほうが良さそうです(ちなみにいきなり服を描いてしまうのはなもり先生の描き方に影響されている気もしますが、まぁこれはクラゲ用の描き方なので人間が参考にするべきではないですね)

自分でも同じように上から塗りつぶす技法を試しましたが、全く違う仕上がりになっています。「そんなに悩まずに描けます」とありますがそこがうまくできなかったわけです。きっと息の吸い方を教えるようなもので言語化できる技術ではないのでしょうね……。とりあえず作例を見ながら自分で再現できるようにしてみたいと思います。

こういう理論を考えることが自分で描けるようになる近道なんでしょうか。

自分としてはネクタイの形はかなりダイナミックに描いたつもりだったのですが、それよりもさらに大胆な動かし方をするのが良いようです。

初心者は影を小さく描いてしまいがちだが影は大胆に描くべきという話を別の本で読んだので、自分としてはかなり大きく入れているつもりなのですがそれでもまだ足りないようです。「我等踊れども、汝足らわず。」といった感じです。

服のシワはいつも参考イラストの通りに描いていたので、自分で描くとなると途端に分からなくなります。こういう理屈を把握するところから始めて模写を脱却したいところです。

前述した通り、一応三分割法を意識した構図を作っていたのですが不十分だったようです。こうやって顔を近づけることでセオリー通りの配置ができるものなんですねぇ。

参考にしようと思います。「やさしい人物画」は有名なので以前本屋で立ち読みしましたがレベルが高すぎて参考にならなさそうだったので買っていませんでした。

satofukurou.booth.pm

最後に添削結果を大きく貼っておきます。

次回はもう少し基礎練習を積んでから描こうと思います。

以下サムネ用画像。

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